自宅の庭が雑草に覆われてしまわないよう草むしりや草刈をするのはとても疲れますが、もしメンテナンスの時間が取れなければ、どんどん雑草に侵食されてしまう恐れがあります。
雑草が生えないようにしつつ庭の景観を維持するなら、人工芝がオススメです。
天然芝と違って生き物ではないので、肥料や水やりといった世話が必要ないことも維持が楽でありがたいです。
近年は本物そっくりの人工芝が販売されており、庭造りの選択肢が増えました。
DIYで簡単に設置できるものから、凝ったものまで揃っており、選択肢の増加に反してどれにするかなかなか選べないという風に感じてしまう方もいます。
人工芝と言っても各メーカーから様々なものが販売されていますので、それらの中でコスパと品質のバランスがよく、評判の良い人工芝について実際に買って試してみました。
<1>ワイズターフU33(ユニバース33)
人工芝で重要視される、起立性・耐久性・肌触りの3項目について、どれもバランスよく整っているということだったのでワイズターフU33を使ってみました。
実際に、肌触りが非常良いだけではなく、パイル高は33mmと人工芝の中では長く、パイルの立ちもとても良いです。
また、耐久性も良いので、「起立性」「耐久性」「肌触り」という3点のバランスが非常に取れている人工芝だと思います。
もし「人工芝をどれにしようか迷っている」という事であれば、欠点がこれといって見当たらないバランス感覚に優れたワイズターフU33がおすすめです。
初めて人工芝を敷こうとする人にも、これまでの人工芝を交換することを考えている人にもオススメできる一品です!
<2>山善(YAMAZEN)人工芝防草シート付き
山善のこの人工芝は、防草シートと一体型になっているので、人工芝の下に防草シートを貼るという手間がなく、施工が簡単なのが最大の特徴です。
シートのつなぎ目のところまで防草シート部分が伸びているので隙間から雑草が生えてくることもなさそうです。
パイル高は35mmと少し長めなので、ふかふかな触り心地です。
また、濃い緑色の夏芝、と黄色が買った緑色の春芝という2種類から庭の色合いによって選べるのもポイントです。
値段をかなり安く抑える事ができるというのも嬉しい点の一つだと思います。
<3>リアル人工芝 ロール
人工芝というと、まさに人工的な緑一色というイメージでしたが、リアル人工芝は枯れ葉を模した茶色い葉も混ざっていて、名前の示すとおりリアルでした。
だいぶ近づいて見てみないと天然芝と見分けがつかないくらいです。
自然な感じが演出できるのが最大の特徴であり、この人工芝のメリットですね!
<4>タンスのゲン リアル人工芝 ロールマット
このタンスのゲンのリアル人工芝ロールマットは「人工芝施工にあまりお金を掛けたくない」という人におすすめの高コスパ人工芝です。
パイル高は35mmと、ふかふか感のある長さ。
夏色と春秋色の2種類があり、好みに応じて選べるのが良いと思いました。
施工もロールを敷くだけ簡単なのも好印象です。
<5>アイリスオーヤマ 国産防草人工芝
アイリスオーヤマの国産防草人工芝は、国産人工芝ということで、非常に高品質なのが最大の特徴です。
ネットで買える人工芝のほとんどが外国製ななか国産のものは比較的めずらしいので、国産にこだわりたい人におすすめです。
余分な人工芝は容易にはさみやカッターで切り落とすことができるので施工も簡単でした。
<6>ガーデンガーデン 色までリアルなロール人工芝
ガーデンガーデンの色までリアルなロール人工芝は、自然な色合いが最大の特徴です。
また、芝が細くて触り心地が良く寝転んでも痛くなく快適です。
サイズも1×2メートルからの販売があり、小面積でも無駄なく施工できるところがありがたいと感じました。
<7>ジョイント式人工芝(ottostyle)
一枚あたり30×30センチメートルのパネル状の人工芝で、比較的どんな広さであっても人工芝施工ができてしまう自由度の高さが最大の特徴です。
パネルを組み合わせるだけのラクラク設置で、ピンなどで固定する必要がないため簡単でした。
高ければいいってもんじゃない!コスパと品質のバランスで選ぶべし!
人工芝は様々な価格帯の製品が販売されています。価格が高くなるほどクオリティも上がる傾向はあるものの、例外ともいえるケースがあるようです。
そもそも良い人工芝を選ぶポイントとして、耐久性と肌触りがあります。
摩耗や経年劣化に強くするためには1本1本の芝を太くしたりする必要がありますが、そうすると肌触りが損なわれます。
逆に肌触りを良くするためには芝の繊維を細くしたり植栽密度を上げたりすればいいのですが、耐久性が劣ります。
芝を太くしたり植栽密度を上げたりといった改良は、製造時のコストアップを意味します。一挙両得というのが難しいため、自分が使うとしたらどのような品質の人工芝が望ましいのか事前にイメージしておくことが大切です。
デザイン性も重要です。一昔前までは、人工芝は安っぽいというイメージがあったためそれほど人気はありませんでしたが、近年は天然芝に近い見た目の製品の開発が進んできたこともあり、天然と遜色ないレベルの見た目に近づいてきました。
天然芝と違って管理の手間がかからないため、今後も根強く選ばれていくと予想されます。
人工芝を設置する本来の目的である防草性も忘れてはなりません。見た目はカッコいいのに微小な穴や隙間から雑草が生えてきてしまっては本末転倒です。
多くの製品は防草シートとセットで設置することが前提となるので、防草シートと人工芝の二重の対策でしっかり雑草を抑えましょう。
ほかには施工性も考慮すべきでしょう。クオリティは間違いないのに、素人のDIYでは設置がかなり難しいこともあります。
失敗してやり直すことになるくらいなら、素直に業者に委託した方が安上がりになるかもしれませんし、そもそも設置がラクな製品もあるので最初からそちらを選んでもいいでしょう。
今回ご紹介した人工芝の中で、最もクオリティとコスパのバランスが良いと言えるのがワイズターフU33です。
尖った性能ではないものの、耐久、見た目、肌触りの性能がバランスよくまとまっているため使って後悔しない人工芝です。
お庭の雑草対策で人工芝を選ぶなら、ワイズターフU33が最もおすすめです。