人工芝のDIYで失敗しやすい5つのポイントと対策

  • 2021年1月16日
  • 2021年1月16日
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近年はお庭の景観形成のために人工芝を施工する方が増えてきました。

やり方さえ知っていればDIYで簡単にできるとは言いますが、そこはやはり初心者ですから失敗が怖いです。

人工芝のDIY施工方法はこのページが最も分かりやすいので参照してみてください!

人工芝を敷く~DIY~

せっかくお金と時間をかけて工事しても、思ったほどうまくいかずに全部剥がしてやり直すようなことになってしまっては大変です。

ここでは初めて人工芝を設置しようとする方が陥りやすい失敗とその対策をお教えします。

 

【1】人工芝の下地の整地がしっかりされていない

きちんとやったつもりが、人工芝が波打ってしまったという失敗がとても多いです。施工前の整地がきちんとされていないとこのような失敗をしてしまうことになります。

施工前には雑草を抜く、小石を取り除く、スコップや足などで平らに均すなどの作業をし、可能な限り平らに整地しましょう。

余裕があるかたは、ホームセンターなどで芝用の砂が売っていますので、厚さ1~2cmほど敷きならすとより綺麗に仕上げることができます。

【2】防草シートを忘れる

先に防草シートを敷くのを忘れてしまい、人工芝の間から雑草が生えてくるという失敗談もよく耳にします。

人工芝自体には防草効果が期待できないので、忘れずに防草シートを敷きましょう。

防草シートはホームセンターなどで簡単に手に入りますが、なるべく効果が高い製品を選ぶことが大切です。

また、雑草は防草シートの隙間を縫って伸びてくるほどの強靭な生命力を持つので、シート同士の隙間はテープで塞ぎましょう。

【3】人工芝の「芝目」の向きが違う

人工芝には「芝目」が存在します。なので何も考えずに芝を貼っていくと芝目が揃わずに見た目が悪くなってしまうこともあります。

芝目が揃うように気を使いながら施工しましょう。

さらに、綺麗に見せたい方向に葉先を向けるとよりリアルに見えるのでオススメです。

【4】水捌け対策が不十分

土の保水性は様々で、水持ちのいい土もあれば水捌けのいい土もあります。

人工芝に適しているのは水捌けのいい土なのですが、対策が不十分だとカビや虫を誘引する等、衛生的な問題の原因になる可能性があります。

人工芝施工前に庭土の水捌けをチェックし、もし水捌けが悪かった場合は川砂などの水捌けがいい土と入れ替える等の対応をするのが理想です。水捌けチェックのやり方は、雨上がりに地面の水が1時間程度で干上がるかどうかを確認します。

雨が降らなければバケツやホースの水でチェックしましょう。

また、人工芝には透水穴が開いている製品もあります。

透水穴が開いていれば雨水が地下浸透していくので短時間で地表が乾きやすいのですが、透水穴が無ければ水は水平移動するしかないため、水が長時間留まりカビや虫の原因となります。

そこそこの傾斜がついている土地でない限り、透水性のある人工芝を選ぶことで水捌け対策になります。

【5】人工芝選びが甘い

人工芝も様々な製品が流通しています。あまりにも低価格な人工芝だと完成時に見た目が安っぽくなってしまったり、施工後に伸縮して隙間が空いてしまったりします。

数年間楽しむということを想定し、希望に沿った品質の人工芝を選ぶようにしましょう。

ポイント1:本物っぽく見せたいならリアル人工芝

何よりもまず見た目のリアリティが重要という方には、リアル人工芝がオススメです。

リアル人工芝の進歩はすさまじく、天然芝でよく見られる一部が茶色く枯れているかのような様子を演出した製品もあり、注意しないと本物と見分けがつきません。

このような人工芝を導入されると良いでしょう。

ポイント2:庭など屋外の場合はUV対策のされている人工芝

せっかく人工芝をうまく設置できたのに、たった数年で色あせてしまった、という失敗談を耳にすることがあります。

これは、UV対策のされていない人工芝を屋外で使ったために起きる現象です。

屋内で年中日光を浴び続ける人工芝は、容易く紫外線の影響を受けて退色してしまいますので、屋外使用を想定されたUV対策されている人工芝を選ぶようにしましょう。

ポイント3:子どもが寝転んだり、素足でふむ可能性があるならC型のパイル形状

見た目などが満足のいく人工芝であっても、肌触りが悪ければ非常に残念な気持ちになるかもしれません。

肌触りは、耐久性と見た目に並び、人工芝の根幹要素と言えます。

子供たちが人工芝の庭で遊んだ時に、素足であったとしても柔らかなタッチとなるような製品を選びましょう。

具体的には、C型のパイル形状となっているものがオススメです。ほかにV型などがあり、こちらは立毛性には優れていますが肌触りがチクチクするという性質です。

ポイント4:専門のカッティング工具がない場合にはカッターなどで切りやすい人工芝

ほとんどの人工芝はロール状で売られていますので、お庭の形状に合わせてカットする必要がでてきます。

人工芝を切るための専門的な工具はあることはあるのですが、自分の家の庭のたった一回だけの施工のために工具を買い揃えるのはもったいないように感じる方が大半です。

そのような時は、カッターやハサミなどどこでも手に入る工具でカットできるような人工芝を選ぶなどをしましょう。

失敗しやすいポイントと対策をしっかり抑えておこう!

以上、初心者が陥りやすい失敗を挙げてみましたが、どれも事前に対策を練っていれば未然に防ぐことが可能なミスです。

ここで学んだことに注意すれば、誰でも簡単に人工芝を設置することができます。

ぜひ人工芝のDIYに挑戦してみましょう!

それでも不安に感じる方は、思い切って業者に施工依頼するというのも手です。

費用は掛かりますが、プロに任せれば安心で、綺麗に仕上がります。